北九州市小倉北区で郵便局員、藤田明さん（当時４３歳）が保険金を掛けられ殺害された事件で、福岡地裁小倉支部（田口直樹裁判長）は１０日、殺人と詐欺未遂の罪に問われた同市小倉南区、保険代理業、二宮啓介被告（４９）に求刑通り無期懲役を言い渡した。また、同市戸畑区、建設業、森田剛志被告（５１）については、殺人などのほう助罪にとどまるとして懲役５年（求刑・懲役１５年）を言い渡した。藤田さんの妻、博美被告（４４）は１、２審で無期懲役の判決を受け、最高裁に上告している。
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　判決は、博美被告が藤田さんに睡眠薬入りの清涼飲料水と酒を飲ませるなどして殺害を実行したと認定。二宮被告が不倫相手の博美被告と「分担共同して犯罪を実行した」と指摘した。森田被告については「博美被告の相談に乗り、忠告・助言をして精神的に支え、殺害意思をより強固にしたが、直接的な関与は認められない」として、ほう助罪を認定した。　両被告は公判で「殺害を共謀した事実はない」と無罪を主張した...

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（引用 livedoorニュース）